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+ | === rubyの再コンパイル === | ||
+ | rubyの再コンパイル方法について示します。 | ||
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YAML等をインストール | YAML等をインストール |
2014年11月26日 (水) 07:09時点における版
PIONEのインストール方法
目次
ruby/gemがインストールされている場合
rubyのもつgemの機能に対応しています。インストール先に/usr/localや/sw/を利用するため、管理者がインストールする必要があります。現在、1.9でしか動作しませんので、ruby/gemのバージョンによっては、gem1.9とする必要があります。
$ gem install pione or $ gem1.9 install pione
アップデートする場合には、
$ gem update pione or $ gem1.9 update pione
として実行してみましょう。
直接githubからインストールする場合
githubからPIONEをダウンロードしてきます。
$ git clone https://github.com/pione/pione.git $ bundle install --path vender/bundle
bundle installコマンドは/pioneディレクトリ内で実行するか、予めパスを切って実行して下さい。(Gemfile及びvender/bundle以下が必要であるため)
環境の設定
下記のコマンドを通して、PATHとRUBYLIBの変数の定義をします。
$ cd ${PIONE_REP} $ export PATH=$PWD/bin:$PATH $ export RUBYLIB=$PWD/lib
pione/misc/env.shを実行することでその環境を設定することも出来ます。
この設定をEosの環境設定と同様にシェル起動直後に実行できるようにすると、手間を省くことができます。
なお、こちらの環境変数やbundle installなどのコマンドはインストール時には不要です。
専用シェルを用いたpione-webclientのインストール方法
$ wget -q -O - https://raw.githubusercontent.com/pione/pione-webclient/master/install.sh | sh
もしくは、wgetがインストールされていない場合には、curlコマンドを使って
$ curl https://raw.githubusercontent.com/pione/pione-webclient/master/install.sh | sh
これによりインストールのための専用シェルが起動します.
ただし、ruby/gem/bundler(rubyのツール)が導入されていない場合には動きません。ruby/gemのインストールをして下さい。 gemがインストールされているが、bundlerがインストールされていない場合には、gemを使ってinstallすることが出来ます。前もって、下記のコマンドをうってみて下さい。
$ sudo gem install bundler
実際に起動するには、PIONEの起動方法をご覧ください.
Install上の問題
現在、LINUX/OS-Xでの動作が確認されています。Windows上ではRubyのThreadの実装の関係で問題が生じます。
それぞれの環境で、git/ruby/gem/bundleなどがインストールされていない場合があります。
gitはそれぞれの環境毎でインストール(apt-get/yumなど)が可能です。ほとんどのパッケージで対応しています。
現在、rubyのバージョンは、1.9.2以上で1.9台を要求しています。2.1にもいずれ対応する予定です。 rubyのバージョンが1.9.1しか対応していないLINUXでは、ソースコードをダウンロードして、インストールする必要があります。また、ZLIB/YAMLなども必要になります。まず、そちらをインストールしてから、rubyのconfigure/make/make installを実行して下さい。
gemは、rubygemsをダウンロードしてインストールして下さい。
bundleは、gemからインストールできます。
エラーと対処法
下記のエラーが発生した場合
$ bundle install --path vender/bundle Could not load OpenSSL. You must recompile Ruby with OpenSSL support or change the sources in your Gemfile from 'https' to 'http'. Instructions for compiling with OpenSSL using RVM are available at http://rvm.io/packages/openssl.
この場合は使用しているrubyにOpenSSLが含まれていない可能性がありますので、irbコマンドから確認してみて下さい。含まれていない場合はrubyを再コンパイルする必要があります。
rubyに含まれていない場合のエラー例
$ irb irb(main):001:0> require 'openssl' LoadError: libssl.so.0.9.8: cannot open shared object file: No such file or directory
rubyに含まれている場合は下記のようにtrueが返ります。
$ irb irb(main):001:0> require 'openssl' => true
rubyの再コンパイル
rubyの再コンパイル方法について示します。
インストール手順例
YAML等をインストール ↓ Ruby (1.9.2以上) をインストール ↓ gemでbundleをインストール ↓ gemでpioneをインストール