「RubyのTIPS」の版間の差分

2014年12月5日 (金) 01:46時点における版

ここではRubyについてのTIPSを挙げていきます。

<<'（タグ名）' と（タグ名）で挟まれた文字列は改行も含めて使用することができます。ここで（タグ名）は文字列の開始と終了を判断する記号としてのみ機能しますので、中の文字列には出現しない名前にしましょう。
例えば下記の用途などで有効です。

例えば、cgiをrubyで作成するときにあるHTMLファイルの一部をコピーして使いたいときには下記のように記述します。

HTMLstr += <<'Block-HTML'
<!DOCTYPE html>
<html>
	<head>
		<title>Title</title>
	</head>
	<body>
	ABC<br>
	123<br>
	</body>
</html>
Block-HTML

printなどの文字列を関数の引数として()内に入れて使用するものは下記のように記述します。

print (<<"DDD")
1
2
3
4
DDD

実行結果

ブロックコメントには=beginと=endで挟んで使用します。

=begin
require 'cgi'
=end

Sinatraを利用することでWebページを簡単に作成することができます。

irbコマンドを実行するとインタラクティブにrubyコマンドを実行することができ、簡単な動作テストなどができる。

$ irb
irb(main):001:0> print "hello world!"
hello world!=> nil
irb(main):002:0>

exitと入力すると終了する。

gem listコマンドを実行すると、インストールしたgemのリストで表示します。

$ gem list

*** LOCAL GEMS ***

bundler (1.7.7)
pione (0.4.2)

@@ 行3: / 行3: @@
 == コード例 ==
+=== 改行の文字列を取り扱うとき ===
+'''<<'（タグ名）' '''と'''（タグ名）'''で挟まれた文字列は改行も含めて使用することができます。ここで'''（タグ名）'''は文字列の開始と終了を判断する記号としてのみ機能しますので、中の文字列には出現しない名前にしましょう。<br>
+例えば下記の用途などで有効です。<br>
+==== HTMLの一部を使いたいとき ====
+例えば、[[cgi]]をrubyで作成するときにある[[HTML]]ファイルの一部をコピーして使いたいときには下記のように記述します。<br>
+<pre>
+HTMLstr += <<'Block-HTML'
+<!DOCTYPE html>
+<html>
+	<head>
+		<title>Title</title>
+	</head>
+	<body>
+	ABC<br>
+<br>
+	</body>
+</html>
+Block-HTML
+</pre>
+<br>
+==== 改行込みの文字列をprintしたいとき ====
+printなどの文字列を関数の引数として'''()'''内に入れて使用するものは下記のように記述します。<br>
+<pre>
+print (<<"DDD")
+DDD
+</pre>
+<br>
+実行結果<br>
+<pre>
+</pre>
+<br>
 === コメントアウト ===
-ブロックコメントには=beginと=endを使用します。<br>
+ブロックコメントには=beginと=endで挟んで使用します。<br>
 <pre>
 =begin