「OSXに関連したソフトウェアのTIPS」の版間の差分

2020年3月15日 (日) 08:35時点における版

dylibのライブラリを相対パスとして探索できるようにするには，LD_PATH_LIBRARYと共に，各動的ライブラリを相対パスとしておくためには，install_name_toolを使って，LD_PATH_LIBRARYで利用できる様にしておく必要がある。

for i in `ls -1 *.dylib` ; do
    install_name_tool -id "@rpath/$i" $i
done

　動的ライブラリのパスをさがす場合，@rpathとして定義されている。リンク時にその場所を指定しておくことも出来て，そのほうが安定して動く。コンパイル・リンク時に，下記を設定しておく。

-Wl,-rpath,/xxx

その意味は，-rpathで設定したディレクトリを探索する。

$ otool -L xxxx

xxxxは，実行形式であり，その実行形式が必要とする動的ライブラリのリストを確認出来る。

$ otool -L yyyy.dylib

yyyyはライブラリを指定しており，それ自身が必要とする動的ライブラリのリストを確認出来る。

$ otool -D yyyy.dylib

yyyy.dylibのid nameを表示する

@@ 行1: / 行1: @@
 * 相対パスの設定の仕方：rpath
+dylibのライブラリを相対パスとして探索できるようにするには，LD_PATH_LIBRARYと共に，各動的ライブラリを相対パスとしておくためには，install_name_toolを使って，LD_PATH_LIBRARYで利用できる様にしておく必要がある。
+ for i in `ls -1 *.dylib` ; do
+     install_name_tool -id "@rpath/$i" $i
+ done
 　動的ライブラリのパスをさがす場合，@rpathとして定義されている。リンク時にその場所を指定しておくことも出来て，そのほうが安定して動く。
 コンパイル・リンク時に，下記を設定しておく。