特別なオプション
特別なオプションとは、EosのSmall Toolsを利用する際に共通に利用出来るオプションのことを意味しています。下記にその例を示します。
目次
必ず利用出来るオプション(予約語)
利用者にとっては、かならず利用出来るオプションです。いずれも簡易版のヘルプを出力することができます。
開発者にとっては、これらは、OptionControlFileで規定されておらず、maketoolにより自動的に付加されます。従って、これらのオプションをOptionControlFileで規定すると2重になり、思った動きをしなくなりますので、注意して下さい。
-h
簡単なヘルプを出すためのオプションです。
-html
簡単なヘルプをHTML形式で出力するためのオプションです。
予約語
利用者に共通の使い勝手を提供するために利用されるオプションです。開発者の作法として、共通に利用することが想定されています。
-m
プログラムの動き方を決定するmode(モード)を示しています。動作を切り替える必要が無い場合には、-m 0 となっています。
-c
プログラムに引数の情報を与えることができるための引数です。まだ完全に自動的に対応出来るようになっていませんが、将来は、OptionControlFileからYAML形式で、自動的に生成されることを目指したオプションになっています。完成すれば、YAML形式を使って、オプションの値を設定できます。
-json
プログラムに引数の情報を与えることができるための引数です。まだ完全に自動的に対応出来るようになっていませんが、将来は、OptionControlFileからJSON形式で、自動的に生成されることを目指したオプションになっています。完成すれば、JSON形式を使って、オプションの値を設定できます。
-pthread XXX
pthreadを用いた並列処理を行う為に利用します。eosPThreadと連携しています。
-cuda XXX
cudaを用いた並列処理を行う為に利用します。eosCUDAと連携しています。XXXは、GPUのDeviceIDを示しています。
よく利用するオプション
よく利用されるオプションを示します。上述の予約語を含めて、多くは、maketoolでの典型例に含まれています。
-i
入力ファイルを指す場合が多いです。
-it
入力画像のの画像フォーマットを示すために, 2013年下期に最近導入されました。mrcFileReadGeneralで対応しています。
-o
出力ファイルを指す場合が多いです。
-ot
出力画像のの画像フォーマットを示すために, 2014年上期に導入予定です。mrcFileWriteGeneralで対応する予定です。