CTF(Contrast Transfer Function: コントラスト伝達関数)
コントラスト伝達関数とは、真の画像のもつ各空間分解能毎の値(複素数:強度と位相をもつ)を、観察によりどのように伝達するかを示した波数空間(逆空間)で定義される関数である。点拡がり関数(PSF: Point Spread Function)のフーリエ変換として定義される。
CTFの影響を受けたフーリエ画像の例
例1

真の画像
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FFT
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真の画像(フーリエ画像)
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CTF
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CTFの影響を受けた画像
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例2

真の画像
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FFT
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真の画像(フーリエ画像)
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CTF
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CTFの影響を受けた画像
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例3

真の画像
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FFT
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真の画像(フーリエ画像)
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CTF
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CTFの影響を受けた画像
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例4

真の画像
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FFT
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真の画像(フーリエ画像)
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CTF
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CTFの影響を受けた画像
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