「タプル空間」の版間の差分

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タプルとは、型付きのデータの並びの事です。そのタプルの集合をタプル空間と呼びます。
 
タプルとは、型付きのデータの並びの事です。そのタプルの集合をタプル空間と呼びます。
  
[[LINDA]]では、下記の6つのオペレーションを通して共有メモリとの通信をします。
 
 
    out - タプルをタプルスペースに格納する。
 
    in - パターンにマッチしたタプルをタプル空間から取り出す。 マッチするタプルがなければブロックする。
 
    rd - パターンにマッチしたタプルをタプル空間からコピーする. マッチするタプルがなければブロックする。
 
    inp - inのノンブロック版。 マッチするタプルがなければエラーを返す。
 
    rdp - rdのノンブロック版  マッチするタプルがなければエラーを返す。
 
    eval - 新たなプロセスを起動して評価する。
 
  
  
 
並列システム関する筑波大学・新城先生のサイト:[http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/sie/]
 
並列システム関する筑波大学・新城先生のサイト:[http://www.cs.tsukuba.ac.jp/~yas/sie/]
 
LINDA形式の実装であるRINDAの解説記事:[http://www2a.biglobe.ne.jp/~seki/ruby/d208.html]
 
LINDA形式の実装であるRINDAの解説記事:[http://www2a.biglobe.ne.jp/~seki/ruby/d208.html]

2012年12月5日 (水) 22:24時点における版

タプル空間とは、タプルと呼ばれるデータの集合で、分散共有メモリの一つです。この空間を分散環境の中で利用することにより、並列化を実現させます。

タプルとは、型付きのデータの並びの事です。そのタプルの集合をタプル空間と呼びます。


並列システム関する筑波大学・新城先生のサイト:[1] LINDA形式の実装であるRINDAの解説記事:[2]