「ライブラリ(API)の作り方」の版間の差分

提供: Eospedia
移動: 案内検索
行10: 行10:
 
 その下には、src, inc, Config, docのディレクトリができあがります。
 
 その下には、src, inc, Config, docのディレクトリができあがります。
 
<br><br>
 
<br><br>
 +
 +
== ヘッダファイル、ソースファイルの作成 ==
 +
 まず、作成したディレクトリ下(incやsrc)で[[protoObjectMethodCreate]]を使用し、ヘッダファイルやソースファイルのプロトタイプを作成します。
  
 
== ライブラリ([[API]])のコンパイル==
 
== ライブラリ([[API]])のコンパイル==

2014年5月21日 (水) 05:14時点における版

ここでは、オブジェクト指向型ライブラリAPI)の開発方法を説明します。ここで重要な役割を果たすのは、makeobjprotoObjectMethodCreateになります。これらによりある一定の規約に基づいたライブラリが提供されます。

ライブラリ(API)を開発するディレクトリの作成方法

まず、開発を行うディレクトリを作成します。

$ maketobj ClassName ToolName new

を実行すると、$EOS_HOME/src/Tools/ClassName/ToolName のディレクトリが作られます。
 その下には、src, inc, Config, docのディレクトリができあがります。

ヘッダファイル、ソースファイルの作成

 まず、作成したディレクトリ下(incやsrc)でprotoObjectMethodCreateを使用し、ヘッダファイルやソースファイルのプロトタイプを作成します。

ライブラリ(API)のコンパイル

 以下のコマンドでライブラリ(API)のソースコードをコンパイルして実行可能なライブラリへ変換します。

$ make check
$ make depend
$ make clean
$ make 
$ make install

なお、関連したSmall Toolsやライブラリ(API)があった場合はそちらも再コンパイルする必要があります。