「参照付投影角度決定」の版間の差分

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 参照付投影角度の決定のためには、参照像が必要です。手順を下記に述べます。
 
 参照付投影角度の決定のためには、参照像が必要です。手順を下記に述べます。
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1.参照像(3次元)を準備する
 
1.参照像(3次元)を準備する
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2.参照像(2次元)を3次元像から参照投影像として作成する。それぞれの参照投影像は角度が決定されています。
 
2.参照像(2次元)を3次元像から参照投影像として作成する。それぞれの参照投影像は角度が決定されています。
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3.切り出した2次元投影画像と2で作成した参照投影像とを比較して、一番似ている参照投影像を選択し、それぞれの2次元画像の投影角として推定します。その際、参照画像に一番適合した位置、回転方向に投影像を回転及び移動し、3次元再構成のための投影像のセットを手に入れいます。
 
3.切り出した2次元投影画像と2で作成した参照投影像とを比較して、一番似ている参照投影像を選択し、それぞれの2次元画像の投影角として推定します。その際、参照画像に一番適合した位置、回転方向に投影像を回転及び移動し、3次元再構成のための投影像のセットを手に入れいます。
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4.推定した投影角を用いて、3次元再構成のための投影像のセットから[[3次元再構成]]を行います。
 
4.推定した投影角を用いて、3次元再構成のための投影像のセットから[[3次元再構成]]を行います。
  

2012年9月27日 (木) 21:05時点における版

 参照付投影角度の決定のためには、参照像が必要です。手順を下記に述べます。

1.参照像(3次元)を準備する

2.参照像(2次元)を3次元像から参照投影像として作成する。それぞれの参照投影像は角度が決定されています。

3.切り出した2次元投影画像と2で作成した参照投影像とを比較して、一番似ている参照投影像を選択し、それぞれの2次元画像の投影角として推定します。その際、参照画像に一番適合した位置、回転方向に投影像を回転及び移動し、3次元再構成のための投影像のセットを手に入れいます。

4.推定した投影角を用いて、3次元再構成のための投影像のセットから3次元再構成を行います。

似ている画像の決定方法

 最も利用されるのは、相関関数を用いた方法です。この相関関数の前処理等を行い、ノイズによる影響を抑えることで、よりよい相関を得るように工夫が必要です。  相関関数そのものも今後更に検討が必要だと思います。

Eosによる実現方法

 演習では、Eosをつかった3次元再構成法の一例を示しています。Makefileの形でまとめています。