画像の補間

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画像の回転や移動を考える際には、画像の補間がとても重要な役割を果たします。


画像の保管方法には、いくつの性質があります。


最近傍法:一番近いピクセルもしくはボクセルの値を利用します。画像のノイズなどの性質を変えないことが良いことですが、ボクセルやピクセルの形に対応したシャギーな状況になります。周辺の1点を利用します。高速な処理が可能です。


線形補間:ボクセル間、ピクセル間の値の一次関数で変化するとしたときに設定するものです。周辺の4点、もしくは、6点を利用します。ボケを生じたり、繰り返しに関するモアレが生じやすいのが特徴です。比較的高速の処理が可能です。


3次の補間:サンプリング定理に従った関数を3次関数で近似して補間しています。画像の性質をかなり維持してくれます。半径2ピクセルまでのピクセル、ボクセルの値を利用するため、低速な点が問題です。


2次曲面補間:周辺の9点をつかって、2次曲面として補間します。ノイズの出にくい画像処理が可能ですが、時間がかかります。