「粒子抽出」の版間の差分

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画像から粒子の抽出を実行するには、[[Display2]]を利用します。残念ながら、[[Eos]]には、単独で自動的に粒子を拾い出してくる[[コマンド]]は有りません。
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 画像から粒子の抽出を実行するには、[[Display2]]を利用します。残念ながら、[[Eos]]には、単独で自動的に粒子を拾い出してくる[[コマンド]]は有りません。[[Display2による粒子抽出]]は、比較的自由度が高い抽出方法ですが、ひとつひとつマニュアルで拾ってくる必要があるため、かなり不便です。
  
一方で、粒子の可能性があるものを拾い出してくる[[mrcImageParticleCandidateExtract]]というコマンドはあります。これは、設定した範囲の周辺領域の標準偏差σを計算し、その標準偏差よりもどのくらい大きいかを[[Z-value]]として表現する[[コマンド]]です。十分に粒子が離れていることが保証される場合には有効かも知れません。
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 いずれかで、自動抽出に関して、[[Eos]]も対応する必要があると考えています。
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 その中で、その前段階である、粒子の可能性がある領域を示してくれる[[mrcImageParticleCandidateExtract]]というコマンドがあります。これは、設定した範囲の周辺領域の標準偏差σを計算し、その標準偏差よりもどのくらい大きいかを[[Z-value]]として表現する[[コマンド]]です。十分に粒子が離れていることが保証される場合には有効かも知れません。

2012年9月9日 (日) 16:37時点における版

 画像から粒子の抽出を実行するには、Display2を利用します。残念ながら、Eosには、単独で自動的に粒子を拾い出してくるコマンドは有りません。Display2による粒子抽出は、比較的自由度が高い抽出方法ですが、ひとつひとつマニュアルで拾ってくる必要があるため、かなり不便です。

 いずれかで、自動抽出に関して、Eosも対応する必要があると考えています。  その中で、その前段階である、粒子の可能性がある領域を示してくれるmrcImageParticleCandidateExtractというコマンドがあります。これは、設定した範囲の周辺領域の標準偏差σを計算し、その標準偏差よりもどのくらい大きいかをZ-valueとして表現するコマンドです。十分に粒子が離れていることが保証される場合には有効かも知れません。