隠蔽化パッケージ
隠蔽化されたルールを、パッケージを呼び出すことで利用することが出来ます。呼び出し順序をかえることで、オーバーライドすることが可能であり、パッケージの継承が可能となっています。それぞれの画像処理後とのフロールールを規定した後、特定のアクション・ルールを設定することで、同じ流れの画像処理を異なる処理方法を用いて実行することが出来ます。
パッケージ作成
パッケージの作成はpione package buildを使います。
パッケージ構成
パッケージに含まれるファイル構成は#パッケージ作成時に出力されるpione-package.json内に記述されています。パッケージにシナリオが含まれる場合には各シナリオごとの構成を示したpione-scenario.jsonも出力されます。
pione-package.jsonの詳細
{ "PackageName": , # パッケージ名 "Editor": , # 作者名 "Tag": , # タグ名 "Parents": [ # 継承する親パッケージ ], "Documents": [ # プロセス定義書 ], "Scenarios": [ # シナリオ ], "Bins": [ # 実行ファイル等(.rb, .sh, cgi, ...) ], "Etcs": [ # その他(html, ...) ] }
PackageNameなどはアノテーションに記載している.@ PackageNameなどに相当します。Documentsはプロセス定義書を指し、シナリオ以外の.pioneファイルが記載されます。Scenariosはシナリオを指し、各ディレクトリ内のScenario.pioneに記載されている.@ ScenarioNameが記載されています。Bins, Etcsについてはbin, etcディレクトリに含まれるファイル一覧が記載されています。
pione-scenario.jsonの詳細
{ "ScenarioName": , # シナリオ名 "ParamSet": , # パラメータ "Inputs": [ # 入力ファイル ], "Outputs": [ # 出力ファイル ] }
ScenarioNameはシナリオ名です。ParamSetはPIONE定義書で宣言されているパラメータの値の設定です。Inputs, Outputsはそれぞれinput, outputディレクトリに含まれるファイル一覧が記載されます。シナリオはこの入力ファイルによって実行され、出力ファイルがその通りに作成されるかを確認します。使用方法はpione-clientのオプション--rehearseをご覧下さい。
パッケージファイルから確認できる内容
パッケージ(.ppg)から確認できる内容はパラメータのみでpione package showを使います。