「Eosの構造」の版間の差分
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== Eosのホスト毎の制御 == | == Eosのホスト毎の制御 == | ||
Eosのホスト毎の管理は、$EOS_HOSTと$EOS_HOSTDIRの二つの環境変数により、切り替えを行っています。 | Eosのホスト毎の管理は、$EOS_HOSTと$EOS_HOSTDIRの二つの環境変数により、切り替えを行っています。 |
2012年9月12日 (水) 22:46時点における版
ここでは、Eosのシステムとしての構造を説明します。
目次
Eosのディレクトリ構造
Eos
Eosのホームディレクトリです。$EOS_HOMEの環境変数によって指定されています。 環境設定ファイル以外のEosに関係したファイル/ディレクトリはすべてこのなかに存在しています。
Eos
Eos/bin
Eosのコマンド(Small Tools)に関する実行ファイル等があるディレクトリです。
Eos/bin Eos/bin/XXXXXX Eos/wish
XXXXXXは、それぞれのホストのタイプ($EOS_HOST)毎に異なるディレクトリになっています。
Eos/sbin
Eosのシステムコマンドが格納されているディレクトリです。
Eos/sbin
Eos/lib
Eos/lib
Eos/include
Eos/include
Eos/data
Eosのテストなどのためのdataが格納されたディレクトリです。
Eos/data
Eos/doc
Eosのためのドキュメントが格納されているディレクトリです。
Eos/doc
Eos/src
EosのObjects/Toolsのソースファイルのディレクトリです。
Eos/src
Eos/src/Config
ソースファイルをコンパイルするためのホストタイプ毎の環境を設定しているディレクトリです。コンパイルのための各ディレクトリのMakefileのテンプレートも存在しています。
Eos/src/Config
Eos/src/Objects
EosのObjects(ライブラリ)のソースコードがあるディレクトリです。ここでコンパイルされるとEos/lib及びEos/includeにコピーされ、Tools等から利用できる様になります。
Eos/src/Objects
Eos/src/Tools
Eosのコマンド(Small Tools)のソースコードがあるディレクトリです。ここでコンパイル・リンクされたコマンドは、Eos/binのディレクトリにインストールされます。
Eos/src/Tools
Eosのために必要な他のシステムのライブラリが格納されています。
Eos/util
Eos/util Eos/util/src Eos/util/srcXXXXXX Eos/util/XXXXXX
現在、必要となるライブラリは下記の様になります。
TclTk
Display2のようなInterativeなツールのために必要です。BLTを使って、グラフ等を作成しているアプリケーションでは、Tcl/Tkだけではなく、BLTまで必要です。OpenGL等の三次元グラフィックスを利用しやすくするには、vtkも必要で、smoletなどで必要としています。
Graphics
libtif、libjpgなど、主として、各種の画像ファイルフォーマット等に対応するために必要です。
MATH
fftwなどの数値計算のためのライブラリのために準備しています。
Eosのホスト毎の制御
Eosのホスト毎の管理は、$EOS_HOSTと$EOS_HOSTDIRの二つの環境変数により、切り替えを行っています。