「GNU parallel」の版間の差分

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(lsでファイルをリストアップし、ローカルマシンで並列処理)
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ls *.tif | parallel -j 4 'e2proc2d.py --apix 1.9 --outmode uint16 --outtype mrc --fixintscaling noscale {} {.}.mrc'
 
ls *.tif | parallel -j 4 'e2proc2d.py --apix 1.9 --outmode uint16 --outtype mrc --fixintscaling noscale {} {.}.mrc'
 
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{} は ls *.tif からパイプ( | )を通して渡された個々のファイル名を表し、{.} は末尾の拡張子を除去することを意味する。
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即ち、{} が hoge.tif であるとき、{.} は hoge となり、{.}.mrc は hoge.mrc となる。

2019年7月24日 (水) 05:30時点における版

GNU parallelとは

  • 任意のコマンドを並列で実行してくれるお助けコマンドラインツール。
  • 意外と知っている人が少ない感があるが、使ってみると超便利。

GNU parallel勉強リソース

コマンド備忘録

  • 具体的なコマンドとともに。

lsでファイルをリストアップし、ローカルマシンで並列処理

カレントディレクトリ内の.tifファイルを.mrcファイルに変換する処理を4プロセス並列で。

ls *.tif | parallel -j 4 'e2proc2d.py --apix 1.9 --outmode uint16 --outtype mrc --fixintscaling noscale {} {.}.mrc'

{} は ls *.tif からパイプ( | )を通して渡された個々のファイル名を表し、{.} は末尾の拡張子を除去することを意味する。

即ち、{} が hoge.tif であるとき、{.} は hoge となり、{.}.mrc は hoge.mrc となる。