OSXに関連したソフトウェアのTIPS
提供: Eospedia
- 相対パスの設定の仕方:rpath
dylibのライブラリを相対パスとして探索できるようにするには,LD_PATH_LIBRARYと共に,各動的ライブラリを相対パスとしておくためには,install_name_toolを使って,LD_PATH_LIBRARYで利用できる様にしておく必要がある。
for i in `ls -1 *.dylib` ; do install_name_tool -id "@rpath/$i" $i done
動的ライブラリのパスをさがす場合,@rpathとして定義されている。リンク時にその場所を指定しておくことも出来て,そのほうが安定して動く。
コンパイル・リンク時に,下記を設定しておく。
-Wl,-rpath,/xxx
その意味は,-rpathで設定したディレクトリを探索する。
- ライブラリの依存関係の確認:otool
$ otool -L xxxx
xxxxは,実行形式であり,その実行形式が必要とする動的ライブラリのリストを確認出来る。
$ otool -L yyyy.dylib
yyyyはライブラリを指定しており,それ自身が必要とする動的ライブラリのリストを確認出来る。
$ otool -D yyyy.dylib
yyyy.dylibのid nameを表示する