「PIONEの詳細」の版間の差分

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(PIONEのインストール方法)
 
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=== 各ホスト毎のPIONEの設定方法 ===
 
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==== クライアントホスト ====
 
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2014年9月2日 (火) 20:51時点における最新版

ここでは、PIONEに関する詳細な情報を記述していきます。

設計思想 

マルチエージェント

 PIONEは、マルチエージェント型のシステムになっています。その構成を下記に概略を示します。

ピオーネのエージェント構成

エージェント一覧

・クライアント  タプル空間の提供とプロセス処理の依頼を行う  ※将来的には、タプル空間の提供と処理依頼の役割は分割予定

・ブローカ  タプル空間の状況把握とタスクワーカの割り当て管理を行う

・タスクワーカ  タプル空間に存在するタスクを処理する  ブローカにより割り当てられる

・入力ジェネレータ  初期データをタプル空間に入力する

・ロガー  ログの管理を行う

・ルールプロバイダ  タスクワーカに対するルールの提供を行う

・タプル空間プロバイダ  タプル空間レシーバにタプル空間の場所を伝達する

・タプル空間レシーバ  ブローカに対してタプル空間を提供する。

・リレー  セグメントを越えるために、クライアント、ブローカ間通信を中継

基本構成

クライアント群

プロセス処理依頼とタプル空間の提供を行い、プロセス処理依頼を実現する ・クライアント

・入力ジェネレータ

・ロガー

・ルールプロバイダ

・タプル空間プロバイダ

・タスクワーカ  ※ クライアント側のみで処理するスタンドアローン実行時やクライアント側のみで実行されるべきプロセスを実行する。

ブローカ群

タスクワーカを提供し、依頼されたプロセス処理を実行する ・ブローカ

・タプル空間レシーバ

・タスクワーカ


リレーサーバ

クライアントとブローカの通信を中継する ・リレー

・タプル空間レシーバ

ファイルサーバ

ファイルストレージを提供する

インストール

PIONEのインストール方法

 PIONEのインストール方法を記述しています.

各ホスト毎のPIONEの設定方法

クライアントホスト

サーバホスト

リレーホスト

使用方法 

クライアント・コマンドの利用方法 

PIONE 定義書の処理依頼、タプル空間やタスクワーカの提供も行う。

$ pione-client 実行ファイル –i 入力ディレクトリ指定 –o “local:./出力先”
例) 
pione-client example/CountChar/CountChar.pione –i example/CountChar/data –o “local:./output”
<オプション> 
-t: タスクワーカの最大プロセス起動数を指定。
    指定しない場合、デフォルトの起動 数が設定される。 
--params=”{Var:1,....}”: メインルールに渡すパラメータを指定。
--relay=URI:リレー モードを有効にして起動する。接続先は URI によって指定する。
--stand-alone: クライアントのみで処理を行う場合
--dry-run: シェルスクリプトを実行せず、処理のフローを確認する場合

ブローカの起動法(1台以上のホストで実行したい場合)

ブローカの起動

$ pione-broler
<オプション> 
-t:ブローカにより起動されるタスクワーカの最大プロセス起動数。
   指定しない場合、デフォルトの最大起動数が設定される。

リレーサーバの起動法(クライアントが異なるサブネットにブローカ(ローカルネット含)が属する場合)

クライアントとブローカの通信を中継するリレーサーバを起動する。

$ pione-relay
<オプション>
 --realm=NAME:リレーのレルム名を指定。
              指定しない場合は設定ファイルに記載されたレルム名を使用。
              設定ファイルにレルム名の指定がなく、かつ、このオプションによりレルム名を指定しない場合はエラー。
 --relay-port=N:リレーの待ち受けポート番号を指定する。
                指定しない場合はデフォルトのポート番号が使用される。

PIONE システムの停止

PIONE システム実行中の端末をもう一つ開き、以下のコマンドを実行する。

$ pkill –KILL –f "pione-"


プロセス定義書の利用方法 

プロセス定義書の記述方法 

PIONEチュートリアル

 PIONEのチュートリアルを示しています。

開発方針 

アーキテクチャ

構成