「mrcImageFourierPowerSpectrum」の版間の差分

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<!--ここには、コマンドの機能に関する記述を行います。-->
 
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(dX, dY, dZ)で指定される適切な刻み幅でフーリエスペクトラム(R, I(R))を得ることが出来ます。
 
(dX, dY, dZ)で指定される適切な刻み幅でフーリエスペクトラム(R, I(R))を得ることが出来ます。
刻み幅は、sqrt(SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx))となります。
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Nx|Ny|Nzは、x|y|z軸方向のピクセル数、Lx|Ly|Lzはx|y|z方向のピクセル間隔を指しています。
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 刻み幅は、sqrt(SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx))となります。
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このとき、Nx|Ny|Nzは、x|y|z軸方向のピクセル数、Lx|Ly|Lzはx|y|z方向のピクセル間隔を指しています。デフォールトでは、(dX, dY, dZ)=(1,0,0)ですので、1/Nx/Lxが刻み幅となります。出力は、パワースペクトラムの平均となります。
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※[[mrcFFTInfo]]の-m 24とほぼ同じ動作をする事になりますが、強度を表現しています。こちらはその2乗としてのパワースペクトラムである点が異なります。
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※[[mrcFFTExpression]]と[[mrcImageRadialDistribution]]の組み合わせでも求めることができます。ただしこちらは2次元にしかたいおうできません。
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== オプション一覧 ==
 
== オプション一覧 ==

2016年3月5日 (土) 03:28時点における最新版

mrcImageFourierPowerSpectrumは、mrcImageのフリーリエスペクトラムのASCIIファイルを取得するためのEosのコマンドである。

(dX, dY, dZ)で指定される適切な刻み幅でフーリエスペクトラム(R, I(R))を得ることが出来ます。

 刻み幅は、sqrt(SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx)+SQR(dX/Nx/Lx))となります。 このとき、Nx|Ny|Nzは、x|y|z軸方向のピクセル数、Lx|Ly|Lzはx|y|z方向のピクセル間隔を指しています。デフォールトでは、(dX, dY, dZ)=(1,0,0)ですので、1/Nx/Lxが刻み幅となります。出力は、パワースペクトラムの平均となります。

mrcFFTInfoの-m 24とほぼ同じ動作をする事になりますが、強度を表現しています。こちらはその2乗としてのパワースペクトラムである点が異なります。

mrcFFTExpressionmrcImageRadialDistributionの組み合わせでも求めることができます。ただしこちらは2次元にしかたいおうできません。


オプション一覧

メインオプション

オプション 必須項目/選択項目 説明 デフォルト
-i 必須 入力ファイル::mrcImage NULL
-o 選択 出力ファイル::ASCII stdout
-dX 選択 刻み幅の設定 1
-dY 選択 刻み幅の設定 0
-dZ 選択 刻み幅の設定 0
-m 選択 モードを設定 0
-h 選択 ヘルプを表示  

モードの詳細

モード 説明


実行例

オプション指定なし

オプション一覧

メインオプション

実行例

オプション指定なし