mrcImageCircumferentialProjection

mrcImageCircumferentialProjectionとは３D画像から円筒座標系に変換し、特定範囲のみを表示する。Eosのコマンドである。

オプション一覧

メインオプション

オプション	必須項目/選択項目	説明	デフォルト
-i	必須	入力ファイル: mrcImage	NULL
-o	必須	出力ファイル: mrcImage	NULL
-dang	選択	角度の加算値: [deree]	10
-zmin	選択	Zの最小値: [A]	0
-zmax	選択	Zの最大値: [A]	100
-dz	選択	Zの加算値: [A]	10
-rmin	選択	半径の最小値: [A]	0
-rmax	選択	半径の最大値: [A]	200
-dr	選択	半径の加算値: [A]	10
-threshold	選択	閾値を設定(平均密度が閾値以上)	0
-c	選択	コンフィグファイル設定	NULL
-m	選択	モードを設定	0
-h	選択	ヘルプを表示

モードの詳細

モード	説明
0	平均密度を出力 (dataSum = dataSum / nang)
1	加重密度を出力 (dataSum = dataSum / nang *(2*PI*r))
2	閾値以上の平均密度を出力 (dataSum = dataSum / [nang number more than threshold value] *(2*PI*r))

実行例

入力ファイルの画像

xy平面

yz平面

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0 (0, 0, 0) 5.57707 (44, 26, 0) 0.0491543 0.360381 0.000522291

オプション必須項目のみの場合

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0 (0, 0, 0) 3.12088 (10, 6, 0) 0.113243 0.444362 0.0292369

オプション　-rmin, -rmax, dr

rmin=90, rmax=110, dr=1で実行

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0.0895108 (20, 4, 0) 3.12088 (10, 6, 0) 1.12399 0.711393 0.0468062

以降はrmin=90, rmax=110, dr=1で実行

オプション　-dang

dang=1で実行

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0.0659651 (20, 4, 0) 3.25403 (9, 6, 0) 1.16162 0.746197 0.0490961

オプション　-zmin, -zmax, -dz

zmin=10, zmax=50, dz=1で実行

その他のオプション設定なし

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0.0895382 (20, 4, 0) 2.17163 (10, 25, 0) 1.07994 0.645594 0.0220018

threshold=1.8で実行

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0 (0, 0, 0) 1.78549 (11, 25, 0) 0.511454 0.599524 0.0204317

オプション　-m

m=1で実行

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

61.8654 (20, 4, 0) 1960.91 (10, 6, 0) 705.471 447 29.4105

m=2, threshold=2で実行

最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

0 (0, 0, 0) 3.68241 (11, 6, 0) 1.1925 1.19853 0.0788573