「pione-interactive」の版間の差分

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'''pione-interactive'''とはインタラクティブ操作を行うための[[PIONE]]の[[コマンド]]です。
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'''pione-interactive'''とはインタラクティブ操作を行うための[[PIONE]]の[[コマンド]]です。[[PIONE定義書]]などに記述して使用します。
  
 
== オプション一覧 ==
 
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=== メインオプション ===
 
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<th>オプション</th>
 
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<th>説明</th>
 
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<td>--public</td>
 
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<td>DIR</td>
 
<td>DIR</td>
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<td>必須</td>
 
<td>作業ディレクトリの指定</td>
 
<td>作業ディレクトリの指定</td>
 
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=== 引数の詳細 ===
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引数は現在browserのみ対応しています。<br>
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=== --publicの詳細 ===
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--publicは必ず設定するようにして下さい。.htmlファイルや.cgiファイルなどのインタラクティブ操作画面のためのファイルがあるディレクトリを指定します。ここで示すディレクトリ名は実行パス([[PIONE]]定義書に記述した場合は定義書のパス)からの相対パスとして登録します。<br>
 
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== 実行例 ==
 
== 実行例 ==
 
=== オプション必須項目のみの場合 ===
 
=== オプション必須項目のみの場合 ===
引数は現在browserのみ対応しています。<br>
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下記のような[[PIONE定義書]]及びindex.htmlから、[[pione package build]]にてパッケージ化したファイルを[[PIONE Webclient]]にて実行します。<br>
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[[PIONE定義書]]<br>
 
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.@ PackageName :: "InteractiveTest"
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Rule Main
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Action
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pione-interactive browser --public ./etc
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etc/index.html<br>
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<meta charset="utf-8">
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<title>InteractiveTest Index Page</title>
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<a href="?pione-action=finish">終了</a>
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なお、[[PIONEチュートリアル#実行例8(インタラクティブ操作)]]にも記述例を記載しておりますのでこちらもご覧下さい。<br>
 
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2014年12月11日 (木) 06:47時点における最新版

pione-interactiveとはインタラクティブ操作を行うためのPIONEコマンドです。PIONE定義書などに記述して使用します。

オプション一覧

メインオプション

オプション デフォルト 説明
引数 type 必須 View type(browser または dialog)
-o FILE stdout 結果出力ファイルの指定
--public DIR 必須 作業ディレクトリの指定
--timeout SEC 0 タイムアウト設定(秒)(0のときはタイムアウトしない)
--color BOOLEAN true 出力結果の文字に色を付ける
--debug [TYPE] system デバッグモードで実行
-h [FORMAT] txt ヘルプを表示
-v なし なし バージョンを表示

引数の詳細

引数は現在browserのみ対応しています。

--publicの詳細

--publicは必ず設定するようにして下さい。.htmlファイルや.cgiファイルなどのインタラクティブ操作画面のためのファイルがあるディレクトリを指定します。ここで示すディレクトリ名は実行パス(PIONE定義書に記述した場合は定義書のパス)からの相対パスとして登録します。

実行例

オプション必須項目のみの場合

下記のようなPIONE定義書及びindex.htmlから、pione package buildにてパッケージ化したファイルをPIONE Webclientにて実行します。

PIONE定義書

.@ PackageName	:: "InteractiveTest"

Rule Main
Action
	pione-interactive browser --public ./etc
End


etc/index.html

<!DOCTYPE html>
<html>
	<head>
		<meta charset="utf-8">
		<title>InteractiveTest Index Page</title>
	</head>
	<body>
		<a href="?pione-action=finish">終了</a>
	</body>
</html>


なお、PIONEチュートリアル#実行例8(インタラクティブ操作)にも記述例を記載しておりますのでこちらもご覧下さい。