「PIONEコマンドのTIPS」の版間の差分
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主にpione log formatを使用して出力されたファイルを[[ProM]]で閲覧すると見やすいです。詳しくは[[PIONEチュートリアル-XES]]をご覧下さい。<br> | 主にpione log formatを使用して出力されたファイルを[[ProM]]で閲覧すると見やすいです。詳しくは[[PIONEチュートリアル-XES]]をご覧下さい。<br> | ||
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− | + | === 実行結果をファイル出力するとき === | |
他のコマンドと同様にシェルコマンド'''>'''などを用いて、ファイルへ出力することができますが、このときはオプション--color falseを使用して下さい。これはpioneコマンドの実行結果が標準出力されるとき、端末に対しての色制御文字列も同時に送るため、そのままテキスト化すると色制御文字を含んだ出力となってしまうためです。<br> | 他のコマンドと同様にシェルコマンド'''>'''などを用いて、ファイルへ出力することができますが、このときはオプション--color falseを使用して下さい。これはpioneコマンドの実行結果が標準出力されるとき、端末に対しての色制御文字列も同時に送るため、そのままテキスト化すると色制御文字を含んだ出力となってしまうためです。<br> | ||
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− | + | === 不要ファイルを削除したい === | |
下記のコマンドで[[PIONE]]動作時に作成される作業ファイルのうち使用していないものを削除することができます。動作が遅いときやメンテナンスしたいときに使用してみましょう。<br> | 下記のコマンドで[[PIONE]]動作時に作成される作業ファイルのうち使用していないものを削除することができます。動作が遅いときやメンテナンスしたいときに使用してみましょう。<br> | ||
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− | + | == デバッグ == | |
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pioneで始まる[[PIONE]]のコマンドのほとんどは--debugを付けるとデバッグモードで起動することができます。エラー報告の情報の一つとして利用できます。<br> | pioneで始まる[[PIONE]]のコマンドのほとんどは--debugを付けるとデバッグモードで起動することができます。エラー報告の情報の一つとして利用できます。<br> | ||
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− | === | + | === [[PIONEの式]]の結果をシェルコマンドで出力したい === |
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== アクションファイル == | == アクションファイル == | ||
=== デバッグ方法 === | === デバッグ方法 === | ||
− | + | アクションファイルのテスト・デバッグとして[[pione action]]を利用することができます。<br> | |
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2015年2月24日 (火) 00:59時点における最新版
目次
PIONE定義書やパッケージの実行
ログ(pione-process.log)の見方
主にpione log formatを使用して出力されたファイルをProMで閲覧すると見やすいです。詳しくはPIONEチュートリアル-XESをご覧下さい。
実行結果をファイル出力するとき
他のコマンドと同様にシェルコマンド>などを用いて、ファイルへ出力することができますが、このときはオプション--color falseを使用して下さい。これはpioneコマンドの実行結果が標準出力されるとき、端末に対しての色制御文字列も同時に送るため、そのままテキスト化すると色制御文字を含んだ出力となってしまうためです。
実行例
デフォルト | --color false |
$ pione-client HelloWorld.pione > out.txt |
$ pione-client HelloWorld.pione --color false > out.txt |
out.txt | out.txt |
�[32m ==>�[0m &Anonymous:Root([],{}) �[32m -->�[0m Rule Application: &Anonymous:Root([],{}) �[32m -->�[0m Distribution: &Anonymous:Root([],{}) �[34m �[0m �[33m>>> &Anonymous:Main([],{})�[0m �[32m ==>�[0m &Anonymous:Main([],{}) �[32m SH�[0m ------------------------------------------------------------ �[32m SH�[0m echo "Hello PIONE world !" > message.txt �[32m SH�[0m ------------------------------------------------------------ �[32m <--�[0m Distribution: &Anonymous:Root([],{}) �[32m <==�[0m &Anonymous:Main([],{}) �[32m <--�[0m Rule Application: &Anonymous:Root([],{}) �[32m <==�[0m &Anonymous:Root([],{}) |
==> &Anonymous:Root([],{}) --> Rule Application: &Anonymous:Root([],{}) --> Distribution: &Anonymous:Root([],{}) >>> &Anonymous:Main([],{}) ==> &Anonymous:Main([],{}) SH ------------------------------------------------------------ SH echo "Hello PIONE world !" > message.txt SH ------------------------------------------------------------ <== &Anonymous:Main([],{}) <-- Distribution: &Anonymous:Root([],{}) <-- Rule Application: &Anonymous:Root([],{}) <== &Anonymous:Root([],{}) |
不要ファイルを削除したい
下記のコマンドでPIONE動作時に作成される作業ファイルのうち使用していないものを削除することができます。動作が遅いときやメンテナンスしたいときに使用してみましょう。
$ pione clean
デバッグ
デバッグモード実行
pioneで始まるPIONEのコマンドのほとんどは--debugを付けるとデバッグモードで起動することができます。エラー報告の情報の一つとして利用できます。
$ pione-client HelloWorld.pione --debug debug: "pione-client" has executed an item "validate_task_worker_size" at the phase "". [/Eos/pione/lib/rootage/core.rb:425:in `execute_item'] (2014-12-05T17:01:42.709+09:00, #22178) debug: "pione-client" has executed an item "stream_location" at the phase "". [/Eos/pione/lib/rootage/core.rb:425:in `execute_item'] (2014-12-05T17:01:42.710+09:00, #22178) debug: "pione-client" has executed an item "option" at the phase "init". [/Eos/pione/lib/rootage/core.rb:425:in `execute_item'] (2014-12-05T17:01:42.710+09:00, #22178) debug: "pione-client" has executed an item "argument" at the phase "init". [/Eos/pione/lib/rootage/core.rb:425:in `execute_item'] (2014-12-05T17:01:42.710+09:00, #22178) -後略-
PIONEの式の結果をシェルコマンドで出力したい
pione valを使用することによって、PIONEの記述による式の結果を出力することができます。複雑な式が正しく動作しているかシェルコマンドにてテストするときにも利用できます。
アクションファイル
デバッグ方法
アクションファイルのテスト・デバッグとしてpione actionを利用することができます。