「mrcImagePad」の版間の差分

2016年2月18日 (木) 10:50時点における最新版

mrcImagePadはパディングを行うEosのコマンドである。

オプション一覧

メインオプション

オプション	必須項目/選択項目	説明	デフォルト
-i	必須	入力ファイル設定: mrcImage	NULL
-o	必須	出力ファイル設定: mrcImage	NULL
-W	選択	幅のピクセル数を設定	0
-H	選択	高さのピクセル数を設定	0
-V	選択	パディング値	0.0
-EV	選択	背景のための値	0.0
-AW	選択	Image画像の平均幅を指定する	2000.0
-AWMin	選択	ウィンドウサイズの最小値を設定	20
-AWMax	選択	ウィンドウサイズの最大値を設定	22
-Tilt	選択	アングルの傾きの設定	0,0
-m	選択	モード	0
-h	選択	ヘルプを表示	0

モードの詳細

モード	説明
0	Imageの画像の平均値をパディングする
1	Imageの画像のX=0,X=Maxの平均値をパディングする
2	Imageの画像の指定された平均幅の、X=0,X=Maxの平均値をパディングする
3	Imageの画像のX=0,Max、y=0,Maxの平均値をパディングする
4	Imageの画像の平均値をパディングするまた、Imageの画像を左下に寄せる
5	value値を周辺に埋め、画像が中心に置かれる。画像の値は変化しない。
6	value値を周辺に埋め、画像は左下に寄せられる。画像の値は変化しない。
7	円より外側の平均値を求め、平均値を引いた値を画像値として設定する
8	AWMinからAWMaxの平均値を円の外側のパディング値とする
9	パディング値を画像のvalue値とする(m=5と現在は同じ。たぶんつくりかけでそのまま。将来は変更になる可能性有り)
10	期待値を使ってマスク処理をする
11	(I(x,y)-avg(bg))/avg(bg))をパディング値とする
12	(I(x,y)-avg(I))/sqrt(var(I)))をパディング値とする
13	(I(x,y)-avg(bg))/sqrt(var(bg)))をパディング値とする
14	(I(x,y)-avg(bg))/(avg(I)-avg(bg))をパディング値とする
15	円のパディングを傾斜させる

実行例

------モード0～15での処理画像------

モード：0
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 0.856332 0.331084 0.0903754 0.00177241	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.166647 0.525248 4.04907e-05 0.0504441 0.000630551
モード：1
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 0.856332 0.331084 0.0903754 0.00177241	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.142948 0.548947 0.00744655 0.0516391 0.000645489
モード：2
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 0.856332 0.331084 0.0903754 0.00177241	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.137842 0.550977 0.0074793 0.0513355 0.000641694
			オプション-AW 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.177415 0.563255 0.00805666 0.0522009 0.000652512
モード：3
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 0.856332 0.331084 0.0903754 0.00177241	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.151435 0.54046 0.00479425 0.0509428 0.000636785
モード：4
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-65.0178 94.4699 4.85274 20.4635 0.255794	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-69.8706 89.6171 -5.28336e-08 16.3708 0.163708
モード：5
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.151435 0.54046 0.00479425 0.0509428 0.000636785	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0 0.856332 0.103504 0.161597 0.00201996
			オプション-V 1で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 1 0.791004 0.314068 0.00392585
モード：6
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-0.151435 0.54046 0.00479425 0.0509428 0.000636785	出力結果オプション-W 80,-H 80で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0 0.856332 0.101998 0.159322 0.00199153
			オプション-V 1で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0.164437 1 0.789498 0.316196 0.00395246
モード：7
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-52.9982 101.923 5.5193 18.1424 0.22678
モード：8
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100 -AWMin 20,-AWMax 30で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-45.1007 99.7399 2.77838 10.7886 0.107886
モード：9
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 3.4893 15.8828 0.158828
モード：10
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-1.31576 35.2476 0.439553 2.76567 0.0276567
			オプション-V 1で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	0 64.5929 1.43143 7.79087 0.0779087
モード：11
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-62.2413 116.548 3.3869 18.2569 0.182569
モード：12
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-2.98831 4.92302 -2.51009e-10 0.8 0.008
モード：13
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-3.46173 6.48217 0.188372 1.01541 0.0101541
モード：14
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-55.6403 104.188 3.0277 16.3206 0.163206
モード：15
入力ファイル
	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-53.0655 101.855 5.45203 19.5821 0.244776	出力結果オプション-W 100,-H 100 -Tilt 30,30で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-48.0036 101.882 3.51487 14.2277 0.142277
			オプション-W 100,-H 100 -Tilt 120,120で出力　　－－－－－－＞	最小最大平均値標準偏差標準誤差	-47.3067 101.973 3.4676 12.6731 0.126731

@@ 行1: / 行1: @@
-'''mrcImagePad'''はパディングを行う[[Eos]]の[[コマンド]]。
+'''mrcImagePad'''はパディングを行う[[Eos]]の[[コマンド]]である。
 ==オプション一覧==
@@ 行14: / 行14: @@
 			<td>-i</td>
 			<td>必須</td>
-			<td>入力ファイル設定</td>
+			<td>入力ファイル設定: [[mrcImage]]</td>
 			<td>NULL</td>
 		</tr>
@@ 行20: / 行20: @@
 			<td>-o</td>
 			<td>必須</td>
-			<td>出力ファイル設定</td>
+			<td>出力ファイル設定: [[mrcImage]]</td>
 			<td>NULL</td>
 		</tr>
@@ 行116: / 行116: @@
 			<tr>
 				<td>5</td>
-				<td>value値によってパディングの色が変わる</td>
+				<td>value値を周辺に埋め、画像が中心に置かれる。画像の値は変化しない。</td>
 			</tr>
 			<tr>
 				<td>6</td>
-				<td>value値によってパディングの色が変わる<br>
+				<td>value値を周辺に埋め、画像は左下に寄せられる。画像の値は変化しない。</td>
-				また、Imageの画像を左下に寄せる</td>
 			</tr>
 			<tr>
 				<td>7</td>
-				<td>円より外側のパディング値を設定する</td>
+				<td>円より外側の平均値を求め、平均値を引いた値を画像値として設定する</td>
 			</tr>
 			<tr>
@@ 行133: / 行132: @@
 			<tr>
 				<td>9</td>
-				<td>パディング値を画像のvalue値とする</td>
+				<td>パディング値を画像のvalue値とする(m=5と現在は同じ。たぶんつくりかけでそのまま。将来は変更になる可能性有り)</td>
 			</tr>
 			<tr>
@@ 行161: / 行160: @@
 			</div>
 		</table>
 ==実行例==
@@ 行200: / 行198: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：1</td></tr>
-		<tr>
 		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
+		<tr>
 			<td>[[画像:Firament-mrcImagePad.png]]</td>
 			<td><p align="left">最小<br>
@@ 行231: / 行229: @@
 .000645489<br></p>
 			</td>
-		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr><td>モード：2</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Firament-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行285: / 行283: @@
 			</td>
 		</tr>
-		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr><td>モード：3</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Firament-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行319: / 行317: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：4</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:B120.pad-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行351: / 行350: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：5</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Firament-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行404: / 行404: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：6</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Firament-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行457: / 行458: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：7</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行488: / 行490: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：8</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行521: / 行524: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：9</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行553: / 行557: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：10</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行606: / 行611: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：11</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行638: / 行644: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：12</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行670: / 行677: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：13</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行702: / 行710: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：14</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>
@@ 行734: / 行743: @@
 		</tr>
 		<tr><td>モード：15</td></tr>
+		<tr><td>入力ファイル</td></tr>
 		<tr>
 			<td>[[画像:Test.noise-mrcImagePad.png]]</td>

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目次

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