mrcImageROIs

mrcImageROIsとはmrcImageファイルから、複数の気になる領域を切り出すためのEosのコマンドである。

アルゴリズム

オプション一覧

メインオプション

オプション	必須項目/選択項目	説明	デフォルト
-i	必須	入力ファイル: mrcImage	NULL
-I	必須	入力ファイル：ASCII(ROI情報の設定)	NULL
-o	選択	出力ファイル：モンタージュファイルの指定	stdout(設定しなければ標準出力）
-S	選択	入力：入力ファイルとROI情報を設定した画像の間で縮小率が異なっていた場合	NULL（縮小が掛かっていないとする）
-w	選択	入力：全てのROIの幅を指定した一定幅にする	0.0（ROI情報ファイルのまま）
-h	選択	入力：全てのROIの高さを指定した一定高さにする	0.0（ROI情報ファイルのまま）
-m	選択	補間方法の指定	0
-M	選択	出力ファイルフォーマットの指定	2

-m の詳細

補間の仕方を指定する。

モード	説明
0	最近傍法
1	線形補間法
2	３次補間法
3	２次曲面補間法

-M の詳細

出力ファイルフォーマットを指定する。

モード	説明
0	Char
1	Short
2	Float

ROI情報ファイルのフォーマット

出力ファイル名　形　パラメータ

長方形（４隅を指定）

OutFileName Rect   blx bly brx bry trx try tlx tly

長方形（中心と大きさの指定）

OutFileName Rect2  centerx centery width height

中心と半径の指定

OutFileName Circle centerx centery radius

実行例

------入力ファイルの画像------

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

255
82.357
119.241

1.49051

ノイズを加えたものを使用
　　－－－－－－＞

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

255
95.3804
123.024

1.51882

------Infomationファイルの内容------

ファイル形式１: OutFileName Rect blx bly brx bry trx try tlx tly

※長方形の座標を指定

inputnoise-0000.roi Rect 6 6 26 6 26 26 6 26
inputnoise-0001.roi Rect 20 6 40 6 40 26 20 26
inputnoise-0002.roi Rect 40 6 60 6 60 26 40 26
inputnoise-0003.roi Rect 54 6 74 6 74 26 54 26
inputnoise-0004.roi Rect 6 20 26 20 26 40 6 40
inputnoise-0005.roi Rect 20 20 40 20 40 40 20 40
inputnoise-0006.roi Rect 40 20 60 20 60 40 40 40
inputnoise-0007.roi Rect 54 20 74 20 74 40 54 40
inputnoise-0008.roi Rect 6 40 26 40 26 60 6 60
inputnoise-0009.roi Rect 20 40 40 40 40 60 20 60
inputnoise-0010.roi Rect 40 40 60 40 60 60 40 60
inputnoise-0011.roi Rect 54 40 74 40 74 60 54 60
inputnoise-0012.roi Rect 6 54 26 54 26 74 6 74
inputnoise-0013.roi Rect 20 54 40 54 40 74 20 74
inputnoise-0014.roi Rect 40 54 60 54 60 74 40 74
inputnoise-0015.roi Rect 54 54 74 54 74 74 54 74