mrcMask

mrcMaskとはP1対称性に関するマスク(2D、フーリエ空間）を行うEosのコマンドである。

オプション一覧

メインオプション

オプション	必須項目/選択項目	説明	デフォルト
-i	必須	入力ファイル: mrcImage(FFT)	NULL
-o	必須	出力ファイル: mrcImage(FFT)	NULL
-s	選択	Mask Size (奇数のみ) /pixel (sizeX, sizeY)	(1, 1)
-v1	必須	Vector1(/A): (v1x, v1y)	(1, 0)
-v2	必須	Vector2(/A): (v2x, v2y)	(0, 1)
-in	選択	データ切り出し数の初期値(1Dのみ)	1
-fn	選択	データ切り出し数の最終値(1Dのみ)	0
-en	選択	データ切り出し数(予備)(mode=2のみ)	0
-c	選択	コンフィグファイル設定	NULL
-m	選択	モードを設定	0
-h	選択	ヘルプを表示

モードの詳細

モード	説明
0	2D Image
1	1D Image
2	1D Image: -emの設定が必要

実行例

入力ファイルの画像

画像は、mrcFFTExpressionにより強度として出したフーリエパターン（入力画像）

画像はmrcImageFFTにてフーリエ逆変換したもの

サイズ モード 最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

( 800, 800, 1) mrcComplexFloatFT 0 (1, 0, 0) 16843 (0, 0, 0) 0.942332 61.8937 0.0773671

オプション　-m

m=1で実行

v1x=(1, 0), v1y=(0, 1), s=(6019, 1)で実行(この場合は、X方向に全ての値をとることになる。)

画像はmrcImageFFTにてフーリエ逆変換したもの

サイズ モード 最小 最大 平均値 標準偏差 標準誤差

( 800, 800, 1) mrcComplexFloatFT 0 (1, 0, 0) 16843 (0, 0, 0) 0.159396 43.6174 0.0545218