mrcImageAreaCalc

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mrcImageAreaCalcとは2値画像を使った面積・体積の計算を行うEosコマンドである。

オプション一覧

オプション 必須項目/選択項目 説明 デフォルト
-i 必須 入力ファイル設定 NULL
-o 必須 出力ファイル設定 NULL
-O 選択 面積が最大の画素数をとる stdout
-l 選択 ラベリングされた画像の出力(中間ファイルとして計算されるもの) NULL
-OH 選択 面積のヒストグラム NULL
-H 選択 面積のヒストグラムの際の刻み幅 1
-N 選択 ラベリングの際の近接の定義 [4(0)|8 or 6(0)|18|26]のいずれかの値 0
-h 選択 ヘルプを表示  


実行例

入力ファイルの画像

B120-mrcImageAreaCalc.png

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

65.5929
5.45036
12.3043

0.153804

二値化した画像を使用
  ------>
Bin.m0t45-mrcImageAreaCalc.png

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

1
0.0220312
0.146785

0.00183481

出力結果 -o

A.labe.binm0t45-mrcImageAreaCalc.png

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

107
1.85047
13.7374

0.00183481

ボクセルの値は、所属するセグメントの体積(ボクセル数)を
  表現している

最大の面積の領域値(オプション -O)

以下のようにオプション-Oで出力先を指定する
この場合では「a.bin.m0t45.center.info2」が出力先となる

この出力先をcatで見ると

MaxRegion: 107.000000 

というように、最大の面積の画素数が出ている。この値は、-oの値での最大値と一致している

ラベリング(オプション -l)

mrcImageLabeling と同じ機能を持つ
※出力先はオプション-lで指定した出力先となる

Outdata2-mrcImageAreaCalc.png

最小

最大
平均値
標準偏差

標準誤差

0

9
0.0596875
0.603272

0.0075409