mrcImageAbnormalValueRemove
提供: Eospedia
mrcImageAbnormalValueRemoveとは電子顕微鏡画像の中の異常値を取り除くEosのコマンドである。電子顕微鏡画像の異常値は、CCDカメラの素子の個人差、結晶化した氷などが由来であることが多い。これにより、CTF補正などの画像処理への悪影響を低減することができる。
目次
オプション一覧
メインオプション
オプション | 必須項目/選択項目 | NULL | デフォルト |
---|---|---|---|
-i | 必須 | 入力ファイル設定 | NULL |
-o | 必須 | 出力ファイル設定 | NULL |
-v | 選択 | 3.0 | |
-u | 選択 | UnsignedMax(65535) UnsignedHalf(16384) | |
-m | 選択 | モード | 0 |
-h | 選択 | ヘルプを表示 |
モードの詳細
モード | 説明 |
---|---|
0 | ランダム値 |
1 | 近似値 |
2 | Random Value using SD and mean within Normal Area |
3 | Mean Value using SD and mean within Normal Area |
実行例
入力ファイルの画像
![]() |
最小 最大 |
-65.0178 94.4699 |
必須項目のオプションのみの場合
![]() |
最小 最大 |
-56.108 66.0024 |
オプション -v
v=1で実行
![]() |
最小 最大 |
-62.7258 74.644 |
v=5で実行
![]() |
最小 最大 |
-65.0178 94.4699 |
オプション -mode
mode=0で実行
![]() |
最小 最大 |
-56.108 66.0024 |
mode=1で実行
![]() |
最小 最大 |
-56.108 66.0024 |